小説「冤罪犯」翔田寛

あらすじ

平成29年7月、千葉県船橋市の休耕地で、ブルーシートが掛けられた幼女の遺体が発見された。

捜査に乗り出した船橋署の香山は、7年前に起きた<田宮事件>と遺体の状況が酷似していることに気付く。

<田宮事件>では不可解な経緯から証拠が見つかり、犯人とされた男は冤罪を主張したまま拘置所内で自殺していた。

やがて、捜査を進める香山の前で、ふたつの事件をつなぐ新たな証拠が見つかって――。

書店に寄り、本作を見かけ、ストーリーにビビッと来たので、レジへGO!

(当初は、道尾秀介さんの新刊を購入予定だった)

改めて、「警察物」の面白さを認識したくらい、中々面白かった。

上手い人が「警察物」を書くと、結構貪りながら、読み進めるんだよね。

「警察者」って、力量がいるからね。

結構面白かったので、「警察物」が好きならば、読んだほうが良い。